モロッコの青い街シェフシャウエンの歴史に触れてみよう

夢の世界にいるような気分に

フェズから北に向かうと山間に青く輝くモロッコの街が現れます。小さな街シェフシャウエンは、街中、右に行っても左に行っても真っ青です。しかし、人を包み込む温かさもあり、それが山に挟まれているからなのか、それとも逃れてきた人々を救った歴史があるからなのか興味深い街になります。身をゆだねて本能のままにシェフシャウエンを歩いてみると、どうして青いのか、この街はいつから青いのか知りたくなってくるでしょう。

シェフシャウエンはモロッコの中でも素朴な街ですが、青いというビジュアル的な理由で、多くの観光客をひきつけています。確かに、青い街は夢の中にいるようで散策していると楽しくなるものです。それだけでも見る価値もありますが、歴史を知ればますます訪れたくなるでしょう。

シェフシャウエンはどうして青いのか

1471年、アラブのプリンスが自分の街をつくりたくてこの地を訪れたことがはじまりで、要塞をつくりました。当時、スペインやポルトガルがモロッコに侵略してきたこともあり、海から離れ、山に囲まれた安全な場所としてシャウエンを選んだのです。その後、レコンギスタの終結により、スペインから逃れてきたアンダルシア人やユダヤ人をシャウエンは受け入れました。それまで、イスラム教徒の神聖な街だったシャウエンですが、異教徒との生活は450年以上続いたのです。

街が青くなったのは、アンダルシア人が来た15世紀ごろだといわれています。アンダルシア人はきれい好きで白を好み、そこにイスラム教徒にとってスピリチュアルな色、青を混ぜるようになったのです。青は神聖な意味があり、今でも1年に一度、女性たちが中心となって街中の壁を塗りなおしているんですよ。

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